兵庫県美方郡香美町

2017年06月02日


兵庫100山に戻る

兵庫100山』   余部鉄橋が建て替えられてからは見るべきものは何も無くなった。
久斗山
これで何の自慢にもならない兵庫100山の3巡目が終了したが、実は黒尾山の3回目は
夕刻の宴会に間に合わなくなり、途中でリタイヤしているので、3巡目を完了させる為には黒尾山を登り直す必要がある。それは又、ゆっくりと行きたいと思っている。
兵庫100山のワースト1
兵庫100山の2巡目が済んだ時には個人的にに牛ヶ峰山がワースト1であったが、先日、三成山を登ってワースト1は三成山に順位を譲っている。ところが、今日、久斗山を登ってみて、久斗山も三成山に負けていたないワースト山だと感じたのでワースト1は同列1位にしようと思う。もし、両山に良い所があれば教えて下さい。
兵庫100山3巡目
兵庫100山を完了した時には碌でもない山が多いことから、二度と兵庫100山は登らないと思っていたが、1山、2山登っている内に2巡目の完登となってしまい、同じ様に3巡目となってしまった。一般的な良い山だから何度も登るでは無く、スタンプラリーのハンコを貰い続けただけである。兵庫県の山を300回以上を登ったバカな行為である。
〔001〕久斗山 (671m)
 久斗山へは3日前の5月30日に登る予定であったが、それまでの2山で道間違いのエラーがあり、
時間と体力を消耗してしまい、久斗山への登頂は中止した。体力電池も古くなると長持ちしなくな
るものだ。こればかりは買い替えが出来ない。
 三久安山から久斗山への移動中に小雨が降って来た。なんで? 今日は一日中、晴天の天気予報だっ
たのに裏切られた。先日、中止したばかりなので、又中止は悔やまれる。今日は雨具を用意していな
いのでどうしようかと悩んでいると雨は上がってくれた。登山道は濡れているだろうが強行とする。
くとさん
Road Map :R178から余部道路の余部ICから少し東側から林道に入る。登山地図を確認のこと。
Route Map:R175から林道を700m走った所にある農耕小屋(廃屋?)の登山口から山頂を往復する。
往復:3時間11分
登り:1時間37分
下り:1時間31分(雨後の滑り易い路面で早く歩けなかった)
廃屋となっている農作業小屋に戻る。以前は小屋の横に駐車スペースが
あったが、今は草が茂り車を停めるスペースが無くなっていた。
先程までの小雨で路面には水が溜まっている。登山道は大丈夫だろうか。
もう一つの登山口である甌穴公園に行く道路は工事で通行止めだった。今日は勝手知ったるノウミ谷コースから登ることにするが、初めて来た時には登山口が判らずに、この林道をウロウロしたものだった。
草が茂り、空き地が無くなっていたので農作業小屋から少し南に行った林道脇に車を停めて11時53分に歩き始める。気温は17℃。
初めて来た時には走る車の中から、この道標見逃し、登山口を求めて林道を走り回ったものだった。少しは学習能力があるので、今日は簡単に登山口に立つことが出来た。
登山口から行き成りの崖登りであるが、新しいロープが設置してあった。雨後なので滑り易い。
尾根からは大人しく待っている自車が見えた。
尾根に入ると新し目のシカ避けネットが張られていた。
登り始めて17分で”ビューポイント”の表示が出て来た。
久斗山にビューポイントがあるはずないが、又、騙されてやろう。
これからは山頂まで写真を撮る値打ちもない、こんな景観が続く。
若い時、日本海に来る度に風情ある余部鉄橋を見上げたものだった。
やはり、樹木の隙間からこの程度が見えるだけだった。
余部橋梁は既に余部鉄橋では無くなっているので風物詩には成りえない。
'09年10月に訪れた時が建て替えの最中だった。
展望のまったく無い道が続く。
前述している様に写真で載せる程の景観はない。でも載せる。
この山には山と同じでセンスの無いガイド板が多いが、この”濃於美谷”へのガイド板も遥か下側、樹林帯でまったく見えない谷を示している様
だ。書くことが無かったんだろうなー。
50分程で緩やかに登る道となり、歩きながらの休憩モードに入る。
登り時から雨水で湿ったこの赤粘土の路面の下りが心配になる。湿った路面はかなり滑り易い。
三角点まであと0.5kmの表示が出て来る。ここは”濃於美山”の山頂のはずであるが、その表示は無くなっていた。
山頂からも360℃まったく展望が無い。余部鉄橋が建て替えられてからは売りにする物が何も無いダメ山になってしまった。
1時間37分にて三角点のある”久斗山”(671m)に着く。
地図上の久斗山には三角点は無く、標高も低いので、こちらが正規の
久斗山だと思うが、統一が必要では。因みに久斗山と言う地区名が
あるので更にややこしい。
カサハ久斗山まで足を伸ばす予定であったが、尾根筋の道がササで覆わ
れ、それに雨水での水滴が付いているので、行くのは止めた。この登山
道もまったく詰まらないのは経験済である。お茶だけ飲んで下山に入る。
山頂にあった古びた登山地図はすごく有用な内容で、帰宅後、ネットで原図が無いか調べてみたが、見付からなかった。クリックで拡大しますが、見難いです。
下山途中の写真はつまらないので割愛して終盤の尾根道を載せる。
登り時に見付けておいたビューポイント。と言う程でもないが、余部橋梁は見ることが出来た。
粘土質路面で2回スッテンコロリンをして、登山口に戻る。
ノウミ谷コースでは登山口だけが急斜面だった。
駐車地の前にある水場で滑って転んで転んで汚れた手を洗う。
下山1時間31分にて駐車地に戻り、久斗山を終了する。
粘土質の滑り易い路面で下りは時間が掛かってしまった。
下山後、現在の余部橋梁を見に行くが、高速道路が通っている様で何のノスタルジアも感じなかった。
昔は良かった! これが観光資源となっていた頃の余部鉄橋で、これに汽車が走っていれば最高だった。